「あいつと私」
1961年(昭和36年)公開
日活青春映画の感想です。
何故今?
好きだから。
この時代の映画、サルベージして再評価されるだと思います。
作品だけでなく出演者達も
石原裕次郎さんを中心にした大学生たちの物語ですが・・・
この作品の主演は芦川いづみ様(俺価値観)
冒頭、いきなり、ご尊顔のアップ
女神様降臨!
顔の輪郭、特にエラから先端にかけてのアゴのラインなんか、造形の神の最高傑作
絵では再現できない微妙な三次元の織りなすキセキ
世界一顔の輪郭美しい王(俺認定)
ショートヘア似合う世界選手権永世王者
これも認定。
画面内に複数の出演者がいて芦川いづみ様がメインじゃないシーンでも
いづみ様のリアクションに注目してしまう私。
特に、この作品は他の俳優さんの言動に対しての芦川いづみ様の反応を楽しむ事が出来ます。
主に裕次郎さん、小沢昭一さんのおかげで。
母親役の轟夕起子さんが息子裕次郎さんの出生の秘密について語るシーン(観客の想像通りの内容。しかも裕次郎さんは立ち聞きしてしまうというパターン)
話の内容はシリアスではありますが・・・
その打ち明け話の相手になる芦川いづみ様が可愛すぎて碌に耳に入らない俺
・・・
独特なデザインの淡い紫色パジャマで魅力三倍増(当社比)
世界一パジャマ姿プリティ王認定
怒ってる姿もイイネ!
渡辺美佐子さんが平手打ちされるシーン
「いいなぁ」と思ってしまいました(オイ)
激怒萌え王認定
映画は芦川いづみ様が裕次郎さんに手で口押さえられてモゴモゴ言ってる姿で終わります。(ホントは高級住宅地の引きの画)
トリッキーなシチュエーションでも可愛い王認定
この作品だけで5冠達成!
他の出演者もモーレツ強力打線です(昭和の例え方)
なんと芦川いづみ様の妹役が・・・
吉永小百合しゃま(当時の尊称。俺命名)
酒井和歌子しゃま(当時の尊称。俺命名)
美人姉妹過ぎるやろ!
酒井さんのツインテール&セーラー服姿
デビュー作「今日もわれ大空にあり」も同じ外装でしたが
「今、あんな子居ない」(断言)
服や髪型の問題じゃないんです。
時代が変わり失われたモノは存在する。実感させられます。
その点、さゆりしゃまも同じです(こんな呼び方したらサユリストに怒られる?)
あと忘れてはならないのは
ササ
最近では「サナ」(湊崎沙夏)さんが世界を席巻していますが・・・
笹森礼子さん
全盛期に結婚引退して当時の青少年はガックリ?
かつてにササとか呼んでますけど、当時愛称って有ったのでしょうか?
作品内での愛称は・・・
バンビ
ピッタリ!
劇中でも早々に結婚フェードアウトしてしまうのが残念。
ウェディングドレス姿は眼福ですが
ある意味、それ以上のインパクト・シーンは・・・
玉の輿でイギリス行き決定
それを発表したら女友達4人(芦川いづみ様含む)が
胴上げ
数回、宙に舞うバンビ
・・・落とされます
受け止めて貰えない
ノーキャッチ&リリース
・・・下は土の上に草が生えてるような所とは言え
勿論、幸せ過ぎる結婚で一抜けしたバンビに対する皆の感情を表現する演出ですが
結構ハードランディング(吹き替えではなく本人)
バンビちゃん、腰さすってました
アクション映画じゃなくてもケガするリスクはあるんですね・・・日活だけに。
映画内で描かれる当時の大学生像がリアルなのかどうか?私には分りません。
往々にして映画やドラマと現実は違いますよね。最近は、そのズレが小さくなってるみたいですけど。
金持ち大学生と労働者。
こんな視点も一応あります
安保闘争という時事ネタも結構力点置いて描かれますが、国会議事堂近くのコーヒーショップの店名のインパクトの方が強いです。
この作品の残念な点
轟夕起子さん、今で言うカリスマ大人気美容師役。
色々手広く商売して大成功しているようです(だから息子の裕次郎さん高級外車2台乗り回せます)
芦川さんに「うちでモデルのバイトやらない?」とオファー
あれやこれや想像して身を乗り出す私
いづみ様「考えさせて下さい」みたいなアンサー
結局、この件は描かれないまま映画は終わります
残念!
モデルとして髪型いじったり色んなファッション身に纏った・・・
いづみ様七変化見たかったなぁ
芦川いづみ様を絵に描くのはムリだなぁと思ってる猫着ぐるみ姉妹の姉。ダメだしするデカ猫氏。マウスと戦ってる玉猫どん。 |
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