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2019年9月16日月曜日

若者の日本語の乱れと日活アクション映画「紅の翼」の感想と旧帝国海軍の話。



「実にけしからん!」

「どうしたんですか?激おこですね」

「それだそれ!」

「・・・」

「げ・き・ど」

「・・・」

「日本語は正しく使え!まったく、最近の若いモンは・・・」

「ウザ」





激おこ



間違って使ってるのではなく一種の言葉遊びなのでしょうか?



ま、それはともかく


「紅の翼」



1958年(昭和33年)公開


日活アクション映画の話です(え?)


激おこは伏線です。ちゃんと回収します




主演の石原裕次郎さんパイロット役



裕次郎さんが操縦して八丈島に血清を届けようとしているセスナをチャーターしたダンプ・ガイが訳有りでトラブル発生、同乗してる中原早苗さんが良く通る声を響き渡らせるわ燃料コックとエレベータートリムタブホイール間違って操作してセスナ急降下で大騒ぎ

そんな作品です。

・・・


私、飛行機大好きです。


気になります。飛行機。

セスナは尾輪式の離着陸が難しいタイプ(操縦した事ありませんけど)

セリフで普通に「ダブダブ」言ってますけど

「ダブ」

イギリス製の双発機の名前。

飛行機は実写シーン多いです。


特撮も使ってますけど・・・

味がありますね(婉曲的表現)


個人的にはCGより好きです。


チャチでも(ハッキリ言っちゃった)


グローヴマスターみたいなレア飛行機(?)も登場(味のある特撮で)




私、芦川いづみ様大好きです。


気になります。いづみ様。

民間航空モノだからキャビン・アテンダント役だったら最高なのになぁ



期待しながら見始めた


出てこない


いづみ様出てこない

ちゃんとキャストにクレジットされてたのに

画面では中原早苗さんとキャビン・アテンダント役の人が良く通る声合戦を展開し裕次郎さんが白い歯を見せて笑ってますが・・・

芦川いづみ様どこ?

八丈島シーンに登場?


居ない




映画が半ばに差し掛かる頃



芦川いづみ様キター!



遅いわ。


・・・脚本は中平康と松尾昭典共同名義



いづみ様の役柄は



裕次郎さんの妹



激しい怒りを見せるシーンがありますが・・・




可愛すぎ!



怒ってる子猫みたいです。



ご立腹してる姿に萌え

激おこ玉猫どんに萌える猫着ぐるみ姉妹の姉。無視してスマホいじってるネットネッコのデカ猫氏。



それ見て思った事。


激怒ではなく・・・



激おこ


この表現がピッタリ




伏線回収


・・・



この作品の見所は



激おこ芦川いづみ様


・・・



怒りの理由がまたカワイイんですよ。








出番少ないのが残念



キャビン・アテンダントの制服姿を見たかったなぁ(しつこい)




赤木圭一郎さんのデビュー作として有名?



登場するのは多分2シーンだけ、しかも一人抜かれてアップになる事もない


でも目立ちます。凄い男前が居るって。



赤木さんの出演シーンの1つ、救難機を見送る面々の中で、もう一人目立つ人物が居ました、別の意味で。


西村晃さん



見送り十人位の中で一人だけ敬礼します


敬礼


今、警官とか自衛官以外しませんよね?



戦後十数年、軍隊経験者の存在が普通だった時代。


あの状況で敬礼する人が居ても不思議では有りませんが、その敬礼が・・・


旧海軍式?


旧陸軍と旧海軍では敬礼の所作が違う


良く言われますが、別に法令で明文化されてた訳ではないんですね。


でも、肘張らない敬礼する人が海軍に多い印象はあります。


西村晃さんは実際に海軍14期飛行予備学生の特攻隊員でした。


西村晃さんが操縦員だったのか偵察員だったのか?


気になりますが不明です。




言葉の乱れの問題



時代と共に変化していくモノ?

言葉遊びはいつの時代でもある?



「昨日、インチのS同士がコリって大喧嘩。結局、両方にエフられるかも。ま、アフター・フィールド・マウンテン」

「エムエムケーか。一人モンは気楽だな。うちのケーエー二人目ベビったばかりで大変だよ。相変わらずフェースナイスでハートナイスだけどな」

「エヌるなよ。ゼットユー」


・・・


旧帝国海軍士官隠語会話です(参考文献「白線と短剣」和田良信 昭和出版)


















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