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2019年8月9日金曜日

おすすめフランス映画「太陽がいっぱい」ネタバレなし感想。アロン・ドロンとサムライ


真夏




炎天下

容赦なく照りつける強い陽射し


流れる汗を拭い

ふと見上げると


「太陽がいっぱい」!!




・・・そんなタイトルのフランス映画がありましたねぇ



太陽って1つでしょ


あ、立ちくらみが・・・






フランス映画は基本、見ないのですが(フィルム・ノワールは例外)


「太陽がいっぱい」はサスペンス

これも俺基準的には例外だからOK。

ま、面白けりゃなんでも良いのですが・・・



金持ちのボンボン

ボンのおこぼれにあずかるプアーなパシリ君

この二人の若い男たち。

そして・・・

ボンボンの彼女

この三人の男女が織りなすドラマが・・・


って恋愛映画かーい!

というかフランス映画ではなく恋愛映画敬遠してるんか



ま、面白きゃいいんですけど


で、この映画は・・・



面白い



なるべく予備知識少ない状態で見るべき映画だと思います。


事前に色々知ってた私は、その点残念な思いをしてしまいました。(自分が悪い)


この駄文ではネタバレどころか「それ知らなきゃ良かったのに」

こんな情報は一切書かないのでご安心を

コンテンツは「一般的には知ってても意味ない事」だけです。

・・・誰得?


誰もここに辿り突かないから、そんな事気にしない気にしない。

「僕の映画ノート」Web版。




フランス映画と言えば、一つ個人的にとても好きな要素があり、それは



フランスパンを切るシーン


この映画にも有ります。



片手にパン、片手にナイフ。

で、手前にナイフを引きながらスライスするのですが・・・

マネしても、あんな風に無造作かつ単なる日常的行為の一つとして手際よくやってますみたいな空気醸し出せません。

何故なら・・・



フランス人ではないから

・・・


ご飯に味噌汁に鮭の塩焼きに沢庵


やはり、これがしっくりきますが・・・


たまにフランスパン食べる時は、あれマネしちゃいます(映画に影響される奴)








プアーなパシリ役を演じるのは


アラン・ドロン


ハンサムの代名詞


・・・でしたが、最近はそうでもないのでしょうか?


金ヅルのボンに対して卑屈にへつらう気弱なパシリを演じながら、実は反発心と野心をたぎらせている。

そんな複雑な内面を持つ主人公であり

フランスパンスライスシーン要員でもあります(ここ必見。・・・そこ?)





単なるハンサムじゃないから!


それをアピールするためだけに突然、上着脱いじゃうのは今も昔もイケメン・スターのお約束(例 「Fury」のブラピ)


もちろんドロン氏も例外ではありません。結果



女性観客はポーッとなり

男性は自らの体脂肪率を思い浮かべ劣等感を・・・


いや、ドロン(男性)に惹かれるのは女性だけ?


その決めつけ21世紀的世界基準価値観に反するんじゃね?



・・・反しますよね。







21世紀価値観を当時(約60年前)から先取りしていた方がいらっしゃいました。


淀川長治先生


個人的イメージとしては晩年、オリバー・ストーンを猛烈ディスしてた方




「太陽がいっぱい」についてもボンボンとパシリの関係について熱く語っていた事はWikiにも取り上げられてますが・・・





個人的には、どーでも良い部分ですが・・・



「アラン・ドロンってカッコいいな、とは思う」

「自分でも2枚目の代名詞って言ってたよな」

「いや、そういう意味じゃない」

「・・・どういう意味?」

「ガバ系の片手ハンマー・デコッキング」

「は?」

「ガバ系ってグリップ・セフティ付いてるから本来片手でハンマー・デコッキングできないんだけど、フルコック状態のハンマーを更に親指で起こしてハンマースパー押せばグリップ・セフティ解除出来る。危険なマナー違反だから本来やってはいけない事だけど、映画では仕事道具の扱い手慣れてるアウトローってキャラ表現になる。それをドロンは、それこそフランス人がフランスパンをスライスする如くが無造作にやってのける。アップになる訳じゃないから気づく人は少ないと思うけど。」

(イミフ。アップになっても分からんわ。急に早口でまくし立てやがって。怖)


・・・

意味が分からなかった人

その方が良いと思います


ドロンさん、色んな映画で片手ハンマーデコッキングやってます(ガバメントじゃなくスペイン・コピーのスターだったりもしますけど・・・と更に謎ワード追加)


個人的アラン・ドロンのベスト作品は「サムライ」

原題も「Le Samourai」

この映画でもガバの(しつこい)

それ関係無く文句なし世界観込みでカッコいい映画。あの終り方も・・・





暑さでたちくらみ起こしてボーッとしてると映画「太陽がいっぱい」の記憶が蘇っちゃいました。

「サムライ」の話になっちゃいましたけど、暑さで意識朦朧となったせいです。

熱中症には気をつけましょう。


フランス映画のマネしてフランスパン切ろうとしてる猫着ぐるみ姉妹の姉。危なっかしくて見てられないと思ってる(?)デカ猫氏。人が刃物扱ってる横で飛び回ってる危ない玉猫どん。



これ書いてたら

アラン・ドロン脳卒中で手術

そんなニュースが飛び込んできてビックリ

数週間前の出来事で

幸い容態は安定してるそうですが・・・

私のせいじゃないですよね?

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