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2019年7月19日金曜日

ミュージカル映画「雨に唄えば」ネタバレ感想。ダンス凄い。リナかわいそう?


「雨に唄えば」



ミュージカル映画の古典的名作?


見た事ありませんでした。


梅雨で雨降ってるし、ここらで押さえとくか?


こんなノリで初鑑賞。



やはり名作と言われるだけの事はある映画でした


まず醸し出してる雰囲気が良いです。

映画全体から発散される

至福感

アメリカにとって、そんな時代(1952年)で、その空気が映画にも注入されているのでしょうか?



見所は勿論ダンス



ジーン・ケリー凄い


これ有名ですけど

デビーレイノルズもヒールはいて難易度高そうなタップ見せます。

この方、レイア姫(キャリー・フィッシャー)のお母さんですね。



個人的に一番驚いたのは



ドナルド・オコナー



誰?




コメディアンだそうですけど


身体能力高い!

タップだけで無く

フロアでのトリッキーなムーヴ。

そして驚愕の



壁蹴りバク宙!!



バク宙して着地して顔が分かる立ち姿までカット割らずに撮ってます(2回)

吹き替えじゃなくて本人やってる?

ジャッキー・チェンとか香港映画より何十年も前に壁蹴りバク宙ハリウッドでやってたんですね・・・


アクロバット出来る人カッコいいなぁと思います。

アクロバット披露する玉猫どん。驚嘆する猫着ぐるみ姉妹の姉。動くの好きじゃないデカ猫氏。






ストーリー?


映画がサイレントからトーキーに切り替わる時のトラブル話

それにジーン・ケリーとデビー・レイノルズの恋愛

そして


リナ(役名)


この色々な意味で強烈なお方が絡んできて


映画を盛り上げます。




リナ見て正直、最初思った事



男?


女装してる人?


ビリー・ワイルダーの名作「お熱いのがお好き」に於けるトニー・カーチスの女装思い出してしまったのは私だけでしょうか?


でしょうね。



ジーン・ヘイゲンという女優さんが演じているのですが、ここではリナで統一します。(分かり易いので)

平原じゃなかったリナはトップ・スターですが



性格悪い。

これはともかく・・・

声が独特(遠回しな言い方)

発音も個性的(婉曲的表現)

サイレント時代なら問題なしですがトーキーになると女優としては致命的。

一応発声発音の先生に指導して貰いますが

効果なし

歌どころかセリフもダメ







私は日本語字幕版で見たのですが、リナ(の役をやってるジーン・ヘイゲン)の声聞いて思いました。



「向井真理子さんや」



実際フジTV版での吹き替えは向井さん。


私のような洋画吹き替えマニアの間ではマリリン・モンロー

一般的には「Dr.スランプ アラレちゃん」の山吹先生

これで有名な方ですよね。



劇中ではリナ声を新人女優のデビーレイノルズ(舞台俳優でそこら辺自信ありって伏線前フリ設置済み)が吹き替えする事で問題クリアと思ったら好事魔多し。


ジーン・ケリーとデビーレイノルズは相思相愛

リナはジーン・ケリー好きだけど、ジーン・ケリーはリナ嫌い

リナ的にはデビームカつく

こんな構図が発生する訳です。



「デビー、あんたは私の吹き替えだけをやってればいいのよ」


嫉妬に燃えるリナのパワハラ攻撃。

デビーの映画女優としての売り出しに反対し自分専用のアフレコ要員になる事を強要、映画会社の社長も相手がスター俳優なので圧倒され押しきられそうになりますが・・・



しかし結局、公衆の面前で吹き替えバラされてリナは赤っ恥かいて遁走


・・・ハッピーエンド?







「雨に唄えば」


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「雨に唄えば リナ かわいそう」

こんな関連候補が表示されます

・・・


かわいそう?


いやいや、リナはあれしきの事で引き下がるようなヤワなメンタルの持ち主ではありません(断言)


あの個性的な属性をウリにして「元トップ映画スターの面白キャラ」としてラジオ業界に転進。大人気バラエティ・タレントとして成功したリナがデビーからのジーン奪還作戦を展開する


「雨に唄えば2 リナの逆襲」



私の脳内では、これが完成して昨夜上映されました(夢で)











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