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2019年7月14日日曜日

映画「雨月物語」感想。ネタバレあり。京マチ子さん凄い


雨月物語



個人的認識は・・・



古典の授業で聞いた記憶が・・・(うろ覚え)


上田秋成

この名前とセットのイメージ



映画好きとしては



巨匠溝口健二監督の傑作


海外での評価高い


・・・でも辛気くさくて難しそう


そう勝手に思い込んでスルーしてましたが・・・


大間違いでした



面白かった



ま、戦乱の世(プラスアルファ)に翻弄される庶民の悲劇が描かれているので


「少林サッカー」面白い


これとは、面白さの種類は違いますけど



面白かった




前半は少しタルイんですけど


先述したプラスアルファが登場してからは物語のブースター着火状態


そのアルファという要素の名は・・・



京マチ子さん




堅実で良妻賢母役の田中絹代さん



過酷な経験を乗り越えて前向きに生きていこうとする水戸光子さん


どちらも素晴らしい


しかし、個人的には


京マチ子さんスゲー



初登場シーンから醸し出してます


雅、妖艶にして幽玄、妖かしの雰囲気


魅力的だけど関わったらヤバい


真面目な陶工役の森雅之さんだって分ってたはずです


でも頭で理解してても・・・


そういう事ってありますよね?


森さんは悪くない





森雅之さん、助かったのは、たまたま巡り会った僧侶に「あ、こいつヤバい事になってる」そう気づいてもらえたから








この映画、しとしと梅雨の雨が降る夜中、部屋の電気を消して一人で見たのですが(何故?)



見終わった後、振り返ると、そこには



艶やかに微笑む若狭(京マチ子様)の姿



・・・そんな事はなく、ただ街灯に作り出された自分の影が壁に映っていただけでした。




あれ、映画感想が何か違う話になっちゃいましたか?

京マチ子様の迫力に圧倒される猫着ぐるみ姉妹の姉と玉猫どん。何かに気づいてる(?)デカ猫氏。







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