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2020年1月23日木曜日

宍戸錠さんの若い頃とか日活アクション映画を知らない日本人が多い令和?


宍戸錠さん


逝去




また1人、映画史の貴重な生き証人が逝ってしまわれました。


非常に残念です。


しかし、ぶっちゃけ


既に人々の記憶から消え去っていたのでしょうか?


名前と顔は知ってる

たまにバラエティやワイドショーで見た

火事

あの人の父親でしょ


このレベルの認識が令和スタンダード?


声を大にして言いたい。



違う!


間違ってる!




宍戸錠さん=日活アクション映画



時に主人公を食いかねない存在感を放っていた不世出の名悪役


これが正解!


しかし・・・



日活アクション映画すら知らない人が多い令和?



全盛期は昭和30年代


1970年代に名画座でリバイバル・ブーム


1980年代まではテレビで再放送ヘビロテ


テレ東系昼2時~3時半って古い映画の再放送枠でしたけど、今は2時間ドラマの再放送ですよね。


それはそれで貴重な番組やってますけど(天知茂さんの「江戸川乱歩」シリーズとか)


名画との出会いの機会が減ったのは間違いない。例えば・・・


「まぼろしの市街戦」


「魚が出て来た日」


たまたま、小学生の時に見る事ができて良かったと思います。


そして・・・


日活アクション映画


無国籍、ワンパターンなどとも評されますが・・・


面白いです。


そして


映画は時代を映す鏡


特に昭和20年代後半から30年代半ば位の作品から、ほとばしってるのはコレ


当時の日本という国の勢い


眩しい!


石原裕次郎さん、小林旭さんはじめキラ星の如き、文字通りスター達


女優さんの美しさも。


芦川いづみ様!!


・・・



ワンパターンも「お約束」だと思えば楽しい。


そして、その「お約束」の一環であり、作品に独自のテイストを与え、娯楽映画としてのクオリティをアップさせていた重要な要素が・・・


宍戸錠さん





その方が綴る日活初期から黄金期のレア情報満載の本がコレ



「シシド」(小説・日活撮影所 宍戸錠 角川文庫)


私の座右の書の一冊です。


レア情報満載(2度目)


小説と銘打たれてはいますが、基本ノン・フィクションですよね?




宍戸錠さん主演作ベストはコレ



「コルトは俺のパスポート」


このタイトル考えた人、天才でしょ。


某歌手さんの名曲の歌詞に引用されてましたけどネタ元知らない人が多い令和?




赤木圭一郎さん


この悲劇のスターを知らない人も増えてる令和?


赤木さんの最高のバディ役は宍戸さんだと思ってます。


何本かの共演作で個人的ベストは・・・


「抜き撃ちの竜」


有名な名セリフは、この作品で放たれます。



あれから半世紀以上が経ち



宍戸錠さん自身も


『墓の下でオネンネ』する事に・・・


ご冥福をお祈りします。



あの世で赤木さんとバディ復活しているのでしょうか?


小説「シシド」読みながら、あの名セリフのマネしてる猫着ぐるみ姉妹の姉。









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