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2019年6月15日土曜日

ブルース・リーの名言を暗誦できる信者が伝説に挑む!


ブルース・リーとは?






以上。



私、この方に全然興味ありませんでした。


上半身裸で「アチョー」って奇声上げてる人

そんなネガティヴ・イメージだけがありました。

子供の頃TVで「燃えよドラゴン」のラスト数分をたまたま見て

安っぽい映画だなぁ

そんな印象を受けた事もあり


ブルース・リーとは無縁の人生を送ってきました


それが激変したのは、この本との出会い

よれてるのが愛読の証・・・




ENTER THE DRAGON!

ドラゴンキター!

ドラゴン降臨!




それ以来、私の心の中には

口角を軽く上げた、あの方がサムズ・アップしているお姿が永遠に定着したのです


ここら辺については2018年9月14日アップ記事に詳述してますが

リンクの貼り方が分りません。

え?興味ない?

失礼しました。仰る通り。





ブルース・リーは偉大

ブルース・リーは神


異論はありません


ブルース・リーリスペクト

略して

ブルースリスペクト

この思想を語る方は多いです。

しかし・・・


疑問も。


神格化しすぎてないか?

「ディスる」のではなく

「疑問の提示」

「突っ込み」

没後半世紀を迎えようとする今、これらも必要ではないか?


そう思ったのですが、誰もやってないようなので(私が知らないだけ?)とりあえず、ここに、私の抱く疑問点を挙げて見たいと思います。



疑問1 ブルース・リーと飛び後ろ回し蹴り


ブルース・リーと言えば足技。個人的には、そのイメージが強いです。

あんな上段後ろ回しを自分でもやってみたいけど空手道場に入門するのは怖いので自主トレ(股割)に励んだ方も多い事でしょう(?)

私は自主トレ現在進行中です。

・・・

李三脚

こんな形容もされるくらいブルース・リーの足技の印象は強烈

上段回し→上段後ろ回し→上段回しの三連コンボですよね。

サイド・キック

跳び蹴り

単発の上段後ろ回し

これらも印象的ですが・・・

ブルース・リーって映画の中で

飛び後ろ回しやった事ないですよね?(私のチェックミス?)


映画内限定で言えば足技は・・・

ブルース・リャン

この人の方が凄いと思います。

ブルース・リーは何故劇中跳び後ろ回しをやらなかったのか?

謎です。



疑問2 対チャック・ノリス戦の殺陣


「ドラゴンへの道」

この作品に於ける、ニャンコ先生が見守る中での

チャック・ノリス

この生きるレジェンドとの戦いをブルース・リーのベスト・バウトに挙げる人多いですよね。

その通り

そう言いたい所ですが・・・

戦闘の初期段階でブルース・リーかなり被弾してますよね。

特にアゴに決まった上段後ろ回し

本来、あの一発で終わってるよな

そう思いますが・・・

あれブルース・リー自身がアクション監督もしてるんですよね・・・

ブルース・リー自身がイニシアチブをとって撮影してるのに、あのリアリティの欠如は残念です。



疑問3 ブルース・リーはアクロバットができたのか?


「燃えよドラゴン」に於けるアクロバットは全て

ユン・ワーの吹き替え

これ常識

ジェット・リーでもドニー・イェンでも、あのジャッキーですら(「サイクロンZ」御大サモハンの命令)スタントを使う

だから吹き替え自体は映画では当り前の事ですけど・・・


実際出来たのか?


これ気になりますよね

ここで貴重な証言

トン・ワイ(「燃えよドラゴン」でブルース・リーに名言で諭されるという映画史に残るシーンを演じ、長じて有名アクション監督になった方)

この、ある意味レジェンドがブルース・リーに初めて会った時の話。

「膝を曲げることなく手を床にあて、そのまま身体だけを反らせて一回転した。その体の柔らかさにも驚愕した。
僕らだって舞台でとんぼをきったりするのに柔軟性は絶対に必要だ。しかし彼のようにまでやるのは非常にむずかしい」(「香港アクション風雲録 浦川とめ編著 キネマ旬報社 61ページ」)

身体能力的にはアクロバット出来たんでしょうけど、映像は残ってませんよねぇ・・・

少し残念な気もします



疑問3 「ドラゴン危機一発」の人型穴



これは監督もアクション監督もブルース・リーじゃありませんし、まだ発言力もなかったでしょうから、どうしようもなかったとは思いますが・・・

この件についてのブルース・リーの意見

気になる所です。


アレ、結構有名な突っ込み所ですけど・・・


実は個人的にはアリだと思ってます。



冒頭挙げた、私のブルース・リー観を激変させた「ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進!」(洋泉社)で梶研吾さんが


「あれは寸剄パワーなんですよ(笑)」


こう指摘されていたのを見て「成程」と思いました。


ひょっとしたら、あれはブルース・リーのアイデアだったんじゃないか?


ブルース・リーの仕草や動き、言葉にオマージュを捧げた作品は沢山ありますが・・・

アレはいつもスルーされてますよね?

「マトリックス」も数多いブルースリスペクト映画の一つですが

ローレンス・フィッシュバーンのサイド・キック食らって吹っ飛んだキアヌ・リーブスが

道場の壁に人型の穴開けてたら

「ウォシャウスキー兄弟分ってるよなぁ」

個人的には、そう称賛していたのですが、世間の大多数は

「ドラゴン危機一発」以来の唖然状態

・・・ま、そうなってたでしょうね。

寸剄パワー炸裂させる(?)玉猫どん。





ドラゴン歴数十年の諸先輩方からすれば


「今更の事わざわざ書きやがって」

こんな風にFIST OF FURY握りしめておられるかも知れません。

ドラゴン世界の新参者の戯言として笑って許して頂ければ幸いです。


一応付け加えておくと、色々書きましたが


ブルース・リーが偉大な神だと言う事実は微塵も揺らぎません。
ブルース・リーの教えを拝聴する猫着ぐるみ姉妹の姉とデカ猫氏と玉猫どん。

















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