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2018年11月12日月曜日

小説・アニメ「戦闘妖精・雪風」と天才神様多田由美先生と猫


「猫あるある」



時々、猫が何もない空間をじっと見つめてる

・・・これ、結構よく言われますよね?

猫は聴覚が人間より発達してるので、人には聞こえない音、例えば天井裏を移動しているゴキブリの足音などに反応している。

これが理由らしいですけど・・・

猫に聞いた訳じゃありませんからねぇ。

人間には知覚できない「何か」を見ている(?)デカ猫氏。










神林長平先生「戦闘妖精・雪風」と言う小説



有名な作品なので、ご存じの方も多いとは思いますが・・・

傑作

「ジャム」と名付けられた謎の存在と人類の戦いの物語なのですが・・・



人類にとっては侵略者ジャムとの戦いですが、ジャムは人間という存在を認識していないか、重要視しておらず、人類の使っているコンピューターを敵だと認定し、人類ではなくコンピューターを相手にして攻撃を仕掛けてきたのではないのか?

つまり

人間は「人間VSジャム」と思っているのに
ジャムは「ジャムVSコンピューター」と認識しているのでは?

そういう構図が見えてきます。

続編「グッド・ラック」では、この対立の構図は更に細分化されますが・・・






これを読んだ時、ふと頭に浮かんだのですが・・・



人類は謎の存在に攻撃されているのに、その敵を認知する能力すらない。

しかし、は、その存在を認識し、日夜人類の代わりに戦っているのでは?

傷だらけで帰ってくる家猫や怪我してる野良猫、失踪してそれきりの猫達。実は・・・



一応、言っときますけど本気で信じてる訳じゃないですよ。勿論。

ただ、小説とかフィクションのネタとしては面白いかな?と思っただけです。

既に作品として存在しているのでしょうか?

神林先生も愛猫家らしいですけど。




「戦闘妖精・雪風」OVA化。

主人公、深井零(ナイス・ネーミングだと思います)の声を担当されたのは堺 雅人さん。2002年ですから、まだ一般的には知られてない頃ですよね?


このアニメ版で個人的に特筆すべき点は、キャラクターデザイン担当に起用されたのが・・・




天才



多田由美様!!!


この巨大過ぎる才能に比して知名度が低すぎる偉人を・・・


「雪風」に抜擢した人は慧眼の持ち主









私、多田先生の作品を初めて拝見した時


「美大でみっちりパースの取り方やデッサンの勉強された方だろうなぁ」

そう思っていたのですが、なんと


完全独学


驚愕。


どのコマ一つとってもアート



作画スキルが高いだけではありません



フェティッシュでクールな多田ワールドに嵌まると抜けられなくなります。


アメ車やブーツ、ナイフといったガジェットへの拘り。

人物の立ち姿アゴや鎖骨のライン

食事の時のスプーンやフォークの持ち方


・・・たまらんす。



「神様の名前」というタイトルの多田由美先生作品集がありますが・・・



「神様の名前」?


それは・・・


多田由美様













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