チョコレート
なんか2月の半ば頃に年一回の世界的イベントがあったそうですね。
・・・よく知りませんけど。
それは置いといて
チョコレート好きですか?
私は好きです。
チョコレートと言えば鼻血ですよね(え?)
検索ウィンドウに「チョコレート h」と入力すれば上位に鼻血が表示されます。
しかし、「明治の食育」というサイトに依れば
「医学的にはチョコレートと鼻血は全く関係ありません」
断言してます。
・・・都市伝説レベルの話だったんですね。
個人的にもチョコレート食べて鼻血出した経験は皆無です。
突発的な鼻粘膜からの出血は何度か記憶にありますが・・・
若さ故だったのでしょうね。きっと。
チョコレートなんか24時間365日いつでもコンビニで手に入る。
これ当たり前だと思われてますよね?
でも、そうでは無い時代が、この日本にもあったという事実
それが忘れ去られるというか
無かった事にされつつあるような気がします。
「ギブ・ミー・チョコレート」
この初歩的英文の歴史の中での位置づけを直接体験してなくても知識としては知ってる。
それが私にとっての常識ですが、平成生まれの人達には通用しなくなってるような気がします。
昭和は遠くになりにけり。
戦後、進駐軍(この言葉も通用しなくなってますよね)のジープを追いかけながら、日本の子供達が、アメリカ軍兵士に片言英語でチョコレートをねだった。
そう言う話です。
食糧難が日常。
チョコレートなんて贅沢品の極み。
そんな時代の出来事です。
これ、日本語に訳すれば
「チョコレートくれ」
こんなニュアンスですよね。
しかもGIVEのVの発音できてないから、なまりのある英語。
それを連呼しながら追いかけてくる敗戦国のみすぼらしい子供達を
アメリカ兵達は、どんな気持ちで見ていたのでしょうか?
寡聞にして、私はこの視点からの証言を聞いた事がありません。
日本側からの証言は多く見かけるのですが。
例えば・・・
SF界のみならず、様々な意味で巨人とお呼びするのがふさわしい小松左京先生(1931年昭和6年生まれ)の体験談。
「忘れもしない、「ハーシー」と言う銘柄の、温熱地方にも携行されるために、おそろしくかたくかためられた、鋳塊を小さくしたようなやつだった。だが、一口食べたとき、私はズーン!と気の遠くなるようなショックが、舌先から全身に走るのを感じた。カカオ豆
が輸入されなくなって、チョコレートがなくなったのは、小学校四、五年のときだった。その時以来、戦争中ずっと、ほんの時たま手に入るゼリー菓子のようなものや、舌にザラつくキャラメル以外、菓子らしい菓子をろくに食っていないところへ、その濃密な甘味、舌にとろけるバターとミルクの味とカカオの芳香は、強烈なパンチだった」(「やぶれかぶれ青春記」 小松左京 旺文社文庫 118ページ)
日々食べる物にすら事欠く不幸な時代ですが、そういう時だからこそ感じる事のできた衝撃なんでしょうね。
実際、小松左京さん自身、この引用文に続けて、こう書かれています
「(この「ハーシー」というチョコレートは、いま食ってみると、ちっともうまくない)」
前述したとおり、この世代の日本人で同じような経験談を残されてる方は沢山いらっしゃいます。
チョコレートを食べる時、ふと、それが脳裏に浮かびます。
猫にチョコレート食べさせるの厳禁なんですね。
知りませんでした。
猫がアイスクリーム舐めてる動画見て笑ったりしてましたけど、チョコレートがトッピングされてるアイス珍しくないですよね。
無知って怖い。
Pet Smile news forネコちゃんというサイトに依れば
「カカオに含まれるテオブロミン」は
「気管支拡張や利尿作用も誘発」し
「猫はテオブロミンを排出する機能を持っていない上、テオブロミンに対する感受性が非常に高くなっているため」
「猫がチョコレートを舐めたり食べてしまったら、テオブロミンの過剰摂取により中枢神経や心臓に害を及ぼし、中毒症状を起こしてしまいます」
しかも
「少しの量を何度も繰り返し舐めたり食べたりすることで、体内に蓄積されたテオブロミンによって慢性的な中毒症状に陥る場合もあり得ます」
・・・排出されないから蓄積されるんですね。
こういう情報を知るにつけ
猫にはペット・フードだけ食べさせる。それ以外の食物には近づけない。
それが無難なのかな、と思いますが
自分が何か食べてる時に猫が物欲しそうな顔でねだってきたら、ついあげちゃいますよね。
私はそうすると思います。
でも、それが命取りになるかも知れない。
改めて、動物飼う責任の重さを感じてしまいました。
私はYouTubeの猫動画で満足しといた方が良さそうです。
危うい所で、チョコレートは猫にとって危険だと思い出した猫着ぐるみ姉妹の姉。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿