バックシャン
この言葉ご存じでしょうか?
先日、あるラジオ番組内で話題になっていましたが・・・
「古い言葉だが、意外と今でも使われている」
そんな内容でした。
バックシャンとは
「後ろ姿美人」
本来、そういう意味ですよね。
個人的には、大正から昭和初期にかけての日本の歴史風俗文化に興味があるので知ってましたが、一般的には
死語
そんなイメージでした。
しかし、そのラジオ番組やネット情報によると・・・
最近、特にある世界で多用されてるようです。
それは・・・
ファッション業界
成程。
自分が、そちらの世界と縁が絶無なので死語だと思い込んでいただけですね。
Lamireというサイト(2017年3月18日記事)に依れば
バックシャンという言葉は・・・
「お洒落さんの新常識」
・・・そうなんですか。
いや
お洒落とは無縁の近代日本史マニアの常識でもありますが・・・
しかし、昔とは意味が違うんですね。
「バックシャンとは洋服のデザインとして背中が凝った造りのものをさすことがある」
知りませんでした。
そこから派生して
それを着用すると後ろ姿の魅力をアップさせるファッション・アイテム
こんな意味で使われてるんですね。
昔は、こういう使い方される事が多かった様ですが、ファッション用語としては、勿論そんな意味はありませんよね。
後ろ姿でハードル上げちゃって、前に回って見られたら
「マジすか・・・」
結果的に、こういうコラテラル・ダメージが発生するリスクは想定していないようです。
「バックシャン」で検索したら
レディースのトップスだのニットだのワンピースだのインナーだの
そういう通販サイトが大量にヒットしました。
これから、私が何か検索するたびに、レディース・インナーの広告が表示される事になるのでしょうか・・・
ネットって怖い。
いや、もし表示されるとしたら、必要も無いのにクリックしたお前のせいな。
ファッション業界とは関係無く「バックシャン」という言葉が使われる事もあるんですね。
個人的には完全に死語状態だと思ってましたが、そうでもないようですが・・・
これに関しても
「後ろ姿はイケてるけど前から見たらアカンやん」
そういうネガティヴなニュアンスは稀薄になっているようです。
何故、最近ファッション業界で「バックシャン」という言葉が復活したのか?
無理です。
理由は前述した通りです。
昔の言葉が時代を超えて蘇る。
現代風に意味をリニューアルして。
そんな事もあるんですね。
ならば、今流通している新語や造語が廃れた後、再び復活する事もあるかも知れません。
「バックシャン」と同じく、過去の言葉が今またリバイバルされる事も?
例えば・・・
「チョベリバ」「チョベリグ」
覚えてる方いますか?
・・・そもそも知らない?
ジェネレーション・ギャップにショック
てか、何故、それを例に出した?
どこから見ても魅力的な(?)デカ猫氏。 |
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