「恋する惑星」が大好きです。
ウォン・カーウァイ監督の香港映画
最近、見直して、それを再確認しました。
この映画に強く惹かれる個人的要素、それは・・・
- 主演のフェイ・ウォン
- 音楽、特に「夢中人」という曲と、その使い方の巧さ
フェイ・ウォンに関しては・・・
まず、その肢体の素晴らしさ。
まず、その肢体の素晴らしさ。
手足が長くスリムですが痩せすぎでもない絶妙な体型。
そして、しなやかな動き。
ベタな例えですけど・・・
猫
猫
それも子猫。
微妙な表情や演技、動作も魅力的なのですが、それらは言語化できませんし、するべきでもないと思います。
実際見てもらうのが一番。
敢えて言えば、これも猫の目が周りの明るさで大きさを変えるが如く変幻自在。
音楽について
歌手でもあるフェイ・ウォン自ら歌う「夢中人」の威力炸裂
オリジナルはアイルランドの「クランベリーズ」というバンドの
「Dreams」
「Dreams」
そのカバーなんですね。
マジ神曲(・・・この曲の素晴らしさを表現する語彙力を持ち合わせていません)
オリジナルもカバーも甲乙付けがたく良いのですが、このアジア・テイストの映画に使うのであれば、フェイ・ウォンの声と、あのアレンジがベターだと思います。
前述しましたが、曲の使い方も秀逸。
良い意味でヤラレタ感。
鮮やかに一本とられて脱帽です。
ちなみにフェイ・ウォンは映画始まって40分後くらいになってから本格的に登場します。(その前にチラッと出てますけど)
ちなみにフェイ・ウォンは映画始まって40分後くらいになってから本格的に登場します。(その前にチラッと出てますけど)
ウォン・カーウァイ作品と言えば・・・
- 基本、香港映画見ないオシャレ系リア充イケてるOL様に好かれる
- コテコテの香港映画ファンに嫌われている
・・・ですよね?
私は類型1とは、まず交差する事のない別次元に住んでいる対極の存在です。
で、モロに類型2に属しています。
そんな私が本来、好きな映画として挙げるはずの無い作品なのですが・・・
あにはからんや
「恋する惑星大好き」
そう言わしめてしまうのです。
初見時(日本劇場公開時、今は無き、この作品の配給会社のオシャレな直営館(?)で場違い感発散させながら観ました)は、ひたすら
「フェイ・ウォン」
「夢中人」
この2大要素に圧倒されていたのですが、今回改めて見直してみて思いました。
「演出も良いよね」(・・・ちょ、何、世界的巨匠に対してこの上から目線)
ちなみに実はウォン・カーウァイ監督の作品では
「今すぐ抱きしめたい」と「天使の涙」も好きです。
ま、分かり易い趣味ですね。
「恋する惑星」の完成度アップの為に貢献した「クランベリーズ」の女性ヴォーカル
ドロレス・オリオーダンさん
2018年の1月15日に亡くなられていたんですね。
知りませんでした。
まだ、46歳の若さ。
ご冥福をお祈りし、感謝します。
「Dreams」という名曲がなければ、私が「恋する惑星」という映画に、これだけ強く心を掴まれる事は無かったでしょう。
勿論、映画は音楽も含めた総合芸術。
選曲したウォン・カーウァイ監督のセンスの勝利でもあります。(「カリフォルニア・ドリーミング」のチョイスと使い方も良かった)
「恋する惑星」を観て絶賛してる人の大半が思ってるけど、敢えて触れない様にしてる事(?)
「トニーレオンの白ブリーフってどうよ?」
あと、これは私だけなのかも知れませんが
ブリジット・リンがビミョー。
この方、中華圏では「美人の代名詞」みたいな女優さんなんですよね。
香港映画ファンとしては、勿論その名声は存知あげています。
作品としての評価も含めるのなら「北京オペラ・ブルース」が代表作でしょうか?
この映画で男装の麗人キャラを確立(?)それは「スウォーズ・マン」でも発揮されます。
文句なく美しかったと思います。
しかし・・・
「恋する惑星」でのブリジット様は
炎上モノの正直な個人的感想ですが・・・
ほぼ誰もここ見てないので安心して書けます。
女装したウォン・カーウァイ
・・・あの監督ってサングラスがトレード・マークですよね。
で、金髪のカツラかぶってコート着て口紅塗ったら・・・
「あれ?ブリジット・リンってあんなに背高かったっけ?」
「金城クンよりデカくない?」
身長には引っかかっても顔には誰も突っ込まず。
・・・そうなりませんか?
いや、私の目がどうかしてるだけですよね。
「アマゾネス・コマンドー」
・・・この映画について
1980年代に「ピンク・フォース」という映画と二本撮りされた作品で「ピンク・フォース」は単なるC級怪作だけど「アマゾネス・コマンドー」は台湾の娯楽映画職人監督チューイェンピン(朱延平)の演出のおかげで手堅いB級アクションで面白かったし、ブリジット・リン凄く良かった。サリー・イップも。
こんな風に立て板に水(早口)で語る事ができるのは
日本中で私ただ一人でしょう。
ちなみに、ブリジット様はこの2本とジャッキー・チェンの某映画(監督は朱延平)を
「大嫌いな映画」
そう評価されていると、どこかで読んだ気がしますが(色々大人の事情があって出演させられたそうです)
作り手と観客の思いは往々にしてかみ合わないモノですよね・・・
ま、「アマゾネス・コマンドー」好きだっていうのは、世界中でマックス多く見積もっても3人位でしょうけど。
日本公開当時、作品に影響を受けて実生活にフィードバックさせる人が出現しました。
例えば
ロケ地に出かけて映画の中とのイメージの落差に驚く。
フェイ・ウォンと同じようなサングラスをかけて、あんな髪型と眉にして映画の中との(以下略)
掃除の時のゴム手袋の色はピンク。
きっと、DVDで「恋する惑星」に初めて出会う世代の中にも、少なからず同じ事する人が居るんじゃないかと思いますけど。
優れたサブカルって影響力強いインフルエンサーですよね。
好きな人の部屋に勝手に入って掃除しちゃダメですけど(犯罪)
そんな私が本来、好きな映画として挙げるはずの無い作品なのですが・・・
あにはからんや
「恋する惑星大好き」
そう言わしめてしまうのです。
初見時(日本劇場公開時、今は無き、この作品の配給会社のオシャレな直営館(?)で場違い感発散させながら観ました)は、ひたすら
「フェイ・ウォン」
「夢中人」
この2大要素に圧倒されていたのですが、今回改めて見直してみて思いました。
「演出も良いよね」(・・・ちょ、何、世界的巨匠に対してこの上から目線)
ちなみに実はウォン・カーウァイ監督の作品では
「今すぐ抱きしめたい」と「天使の涙」も好きです。
ま、分かり易い趣味ですね。
「恋する惑星」の完成度アップの為に貢献した「クランベリーズ」の女性ヴォーカル
ドロレス・オリオーダンさん
2018年の1月15日に亡くなられていたんですね。
知りませんでした。
まだ、46歳の若さ。
ご冥福をお祈りし、感謝します。
「Dreams」という名曲がなければ、私が「恋する惑星」という映画に、これだけ強く心を掴まれる事は無かったでしょう。
勿論、映画は音楽も含めた総合芸術。
選曲したウォン・カーウァイ監督のセンスの勝利でもあります。(「カリフォルニア・ドリーミング」のチョイスと使い方も良かった)
以下、蛇足(いや、このブログ自体がそうですけど)
「恋する惑星」を観て絶賛してる人の大半が思ってるけど、敢えて触れない様にしてる事(?)
「トニーレオンの白ブリーフってどうよ?」
あと、これは私だけなのかも知れませんが
ブリジット・リンがビミョー。
この方、中華圏では「美人の代名詞」みたいな女優さんなんですよね。
香港映画ファンとしては、勿論その名声は存知あげています。
作品としての評価も含めるのなら「北京オペラ・ブルース」が代表作でしょうか?
この映画で男装の麗人キャラを確立(?)それは「スウォーズ・マン」でも発揮されます。
文句なく美しかったと思います。
しかし・・・
「恋する惑星」でのブリジット様は
炎上モノの正直な個人的感想ですが・・・
ほぼ誰もここ見てないので安心して書けます。
・・・あの監督ってサングラスがトレード・マークですよね。
で、金髪のカツラかぶってコート着て口紅塗ったら・・・
「あれ?ブリジット・リンってあんなに背高かったっけ?」
「金城クンよりデカくない?」
身長には引っかかっても顔には誰も突っ込まず。
・・・そうなりませんか?
いや、私の目がどうかしてるだけですよね。
個人的にブリジット・リン様のベスト作品は
「アマゾネス・コマンドー」
・・・この映画について
1980年代に「ピンク・フォース」という映画と二本撮りされた作品で「ピンク・フォース」は単なるC級怪作だけど「アマゾネス・コマンドー」は台湾の娯楽映画職人監督チューイェンピン(朱延平)の演出のおかげで手堅いB級アクションで面白かったし、ブリジット・リン凄く良かった。サリー・イップも。
こんな風に立て板に水(早口)で語る事ができるのは
日本中で私ただ一人でしょう。
ちなみに、ブリジット様はこの2本とジャッキー・チェンの某映画(監督は朱延平)を
「大嫌いな映画」
そう評価されていると、どこかで読んだ気がしますが(色々大人の事情があって出演させられたそうです)
作り手と観客の思いは往々にしてかみ合わないモノですよね・・・
ま、「アマゾネス・コマンドー」好きだっていうのは、世界中でマックス多く見積もっても3人位でしょうけど。
・・・「恋する惑星」という作品に話を戻すと
日本公開当時、作品に影響を受けて実生活にフィードバックさせる人が出現しました。
例えば
ロケ地に出かけて映画の中とのイメージの落差に驚く。
フェイ・ウォンと同じようなサングラスをかけて、あんな髪型と眉にして映画の中との(以下略)
掃除の時のゴム手袋の色はピンク。
きっと、DVDで「恋する惑星」に初めて出会う世代の中にも、少なからず同じ事する人が居るんじゃないかと思いますけど。
優れたサブカルって影響力強いインフルエンサーですよね。
掃除の前にゴム手着用する人。ゴム手の色は勿論ピンク。 |
模型飛行機使って「恋する惑星」の世界に浸るお方。 |
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