アレ大ヒット中やな
「ですね。今、検索ウィンドウにkって入力するだけでトップ表示されますし
私は原作読んでないしアニメも見てませんけど」
私、流行モノに乗らない人ですアピールなんて聞きたないで。
「・・・乗ってますか?」
乗ってへん。てか・・・
原作の最終話だけ読んだわ。
「特殊なケースですね」
レアやろ。
こんなん世界中でワシ1人だけやろな。
「価値ゼロのオンリーワンですね」
・・・職場にジャンプあんねんけどな
「レアな職場ですね」
そうか?新聞もあんで。ヤンマガ、ヤンジャン、サンデーもな。
「・・・」
大ブームやって知った時、ちょうど最終話が掲載されとったんや。
「そのタイミングですか。遅。で感想は?」
このパターンの終り方なんやと思うたんやけど・・・
「ネタバレしないように気を使ってくれなくてもイイですよ」
いや、よお憶えてへんねん。
「・・・それ最近の話ですよね?」
ま、ワシの琴線に触れるモンではなかったっちゅう事やろな。
「はじめっから読んでたらハマってたかもしれませんよ」
かもな。ま、オチ知ってるから今更読む気せえへんわ
「自業自得。てか憶えてないって言ってませんでした?」
よお憶えてへんだけで禁じ手っちゅうか、それアカンやろってパターンやったんは知ってるからな。ちゃぶ台ひっくり返しや。
「ちゃぶ台?」
確かにもっと早よから読んどっとったらハマって古参面できてたかも知れんわな。
「オッサンにそんな事されてもイヤですけど」
・・・もっと早よから読んどきゃ良かったっちゅうたら女優主役漫画で原作者がやらかして打ち切りになった奴や。
「・・・ひょっとしてタイトル思い出せないんですか?」
そや。あれも最後の一話しか読んでへんねん。あの事件があるまで読んでなかったんや。オモロかったから残念やったわ。
「で、今、何か面白い漫画あります?」
スナックバス江やね
「アレはブレイクしたらオッサンでも古参面OKですね。てか貴方・・・
森田にキャラ似てません?」
共通点は関西弁だけやで。自分こそ森田と一緒でまだ・・・
「・・・今日ハロウィンですね」
話逸らすなや。てかリア充は今頃色々エンジョイしとるで
「なのに、萩ノ茶屋の駅前で漫画の話してる男2人」
・・・寒なってきたな
「10月も終りですから」
真冬でも寒ない奴らようけおるで
「・・・ネット情報ですけど
鬼滅の刃やってる映画館でナンパしてる奴多いそうです」
自分にはできへんわな。まさか、それ羨ましくて腹立つから映画見にいかへんのか?
「・・・」
めっちゃレアな理由で鬼滅スルーしてる奴発見!
オマエも価値ゼロオンリーワンやな。
「・・・鬼にされてしまった妹を人間に戻す為に兄が戦う話なんですよね?」
それが、どないしたんや?
「逆だったら見てたかも」
妹が戦う側っちゅう事か?
それベタやで。
「そうですか?それはともかく・・・
女性は助けられる側。男は救う側って構図はジェンダー的に如何なモノでしょうか?」
そんな問題意識ゼロやろ。
「・・・」
単に戦う美少女が見たいんやろ。
「・・・妹萌え属性ないんですよ」
知らんがな。
妹が戦う話だったら良かったのに、と思ってる猫着ぐるみ姉妹の妹。 |